AEDインストラクターとは

 日本では心臓突然死による死者が年間約8万人といわれ、その原因の7~8割は心室細動であるとされています。その心室細動から命を守る方法が電気ショック、即ちAED(自動体外式除細動器)の使用です。

デモ人形によるAED(自動体外式除細動器)装着模様

 2004年7月1日付で非医療従事者のAED使用が認められました。
 同時に、厚生労働省はAED使用に関する講習会などの受講について以下のような指針を示しています。

一般市民
AED使用に関する講習の受講を奨励(180分)
フィットネスクラブ、ホテル、ゴルフ場等での業務に従事する(業務の内容や活動領域の性質上、心停止者に対する救急の対応が期待・想定される)者
AED使用に関して必要な講習の受講を条件付ける(220分)
AED使用に関する講習の講師として指導にあたる者
相応の講習を受講することを条件付ける(360分)

これらの指針に沿って、兵庫県医師会と健康スポーツ関連施設連絡協議会では、スポーツを指導する立場にある方々等を対象として、講師養成のための「AEDインストラクター認定講習会」を開催いたします。
この講習修了者はAEDの使用ができるだけでなく、「兵庫県医師会認定AEDインストラクター」に登録する資格が与えられます。